キュビズムとは?意味や画家の特徴をわかりやすく解説!

「ピカソの絵って意味わかんなくね?」
あなたもそんなことを思ったことが一度や二度あるかもしれません。

一般的に想像されるピカソの作風は「キュビズム」と呼ばれる芸術様式です。

今回はそんな「キュビズム」について解説していきます。
今日からあなたもピカソの絵のすごさが(やっと)理解できるようになるでしょう。
(ちなみにキュビズムを解説できると、アート通っぽく見られますw)

キュビズムが美術界の伝統に殴りかかった衝撃の事実を、じっくり丁寧に解説していきますね。

さらに、後半ではココでしか聞けないアートの思考法についても話しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

このページであなたは主に4つのことが理解できます。
それが、

  1. そもそもキュビズムとは何なのか?
  2. キュビズムの種類
  3. これキュビズムの代表的な画家たち
  4. ココでしか聞けないキュビズムから学ぶアートの思考法

の4つです。

それでは一緒に、キュビズムの謎を紐解いていきましょう。

キュビズムとは?

キュビズムは20世紀初頭に誕生した芸術様式です。
パブロ・ピカソが描いた《アヴィニョンの娘たち》からスタートしたと言われています。

パブロ・ピカソ《アヴィニョンの娘たち》1907年、油彩、243.9×233.7cm、ニューヨーク近代美術館蔵

出典:ニューヨーク近代美術館蔵

「これだからアートはよく分からんのよ…」
と思ってしまいそうな絵画ですが、安心してください。
これからキュビズムとはどんなアートなのか解説します。

キュビズムは三次元の世界を二次元に表現するための新しい方法です。

それまでの絵画は三次元を二次元に表現するために、

  • 線遠近法
  • 陰影

など伝統的な技法を駆使して、できるだけ本物そっくりに描こうとしました。

これは現代の漫画とかもそうですよね。
僕らが一般的に「上手な絵」と感じるやり方です。

そのように、遠近法などを使って本物そっくりの空間を錯覚的に二次元に表現することをイリュージョンと呼びます。

キュビズムはこのイリュージョンとは全く異なる方法で、三次元を二次元に表現したのです。

ではキュビズムはどのように三次元を捉えていたのでしょうか?

キュビズムは対象を一度分解して1つの画面に再構築する表現方法です。
感覚で世界を捉えた印象派とは異なり、キュビズムは知覚によって世界を捉えようとしました。

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キュビズムは、感覚ではなく理知にこそ真実があると考えていたのです。

「感覚は形を崩し、理知は形をつくる、感覚は変化するが、理知は変化しない。
だから真実は理知の中にある」

ージョルジュ・ブラック

…というブラックの言葉がまさにキュビズムの精神を表しています。

「対象を一度分解…ってどういうこと?」
はい、解説しますね。

キュビズムの作品には、同時的に多視点が盛り込まれています。

1つの対象を見るときに、見る角度によって見え方は異なります。
例えば、コップを正面から見たら長方形に見えますが、真上から見たら円に見えますよね?

  • じゃあ斜め上からは?
  • 斜め下からは?
  • もう少し角度をつけてみてみたらどう見えるだろう?

そのように多視点を1つの画面に同時に描き出したのがキュビズムなのです。
1つの視点からは見えない死角も同時に画面に描きこんだということですね。
(多視点を分かりやすく体験できる動画を後ほど紹介してます)

ピカソのポートレートで顔の輪郭は横顔なのに、そこに正面から見た顔が描かれてたりしますよね。
それは「顔」という対象を正面の視点と横顔の視点を同時に描いているということなのです。

そして多視点を同時に描くためには、まず描く対象を様々な角度から見て、対象のイメージを複数の形に分解する必要があります。

キュビズムの作品では、多視点で見た対象の形を幾何学的にバラバラに分解してまた1つの画面に再構築するのです。

パズルやプラモデルをイメージすると分かりやすいかもしれません。
最初に1つの絵があり、それをパズルのピースに分解して、またそれを再構築する。
あるいは完成したプラモデルを部品ごとにバラバラにして、その部品で別の作品を作り上げる、といったイメージです。

そんな「分解→再構築」のプロセスがキュビズムの作品には隠されているのです。

こうしてキュビズムは、多視点を同時に描くことで、イリュージョン(遠近法による錯覚)とは別の三次元表現を実現しました。

ちなみに、キュビズムという名前は、ジョルジュ・ブラックの《レスタックの家》がキューブの集まりに見えたことが名前の由来となっています。

ジョルジュ・ブラック《レスタックの家》1908年、油彩、73×59.5cm、スイス、ベルン美術館蔵

出典:ベルン美術館

キュビズムとは、描く対象を頭の中で幾何学的に多視点に分解し、をれを同時的に1つの画面に再構築することで、今までにない三次元表現を実現した。

そんなキュビズムですが、実は大きく分けて3つの分類に分けることができます。

それが、

  1. セザンヌ的キュビズム
  2. 分析的キュビズム
  3. 総合的キュビズム

です。

ちなみにキュビズムは1→3の順で発展していきました。
次はこれらのキュビズムについて解説していきます。

第1期:セザンヌ的キュビズム

実はキュビズム以前に画面に多視点を持ち込んだ画家がいます。
それがポール・セザンヌというポスト印象派の画家です。

ポール・セザンヌ
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セザンヌの「多視点」わかりやすく体験できる動画があるので下の動画を参考にしてみてください。(2分40秒)

また、セザンヌは「自然を円錐、球、円筒によって扱う」という理論を提唱していました。
自然を単純な形に還元するという考えです。

セザンヌ《サント・ヴィクトワール山》1887年頃

キュビズムはこのセザンヌの「自然を円錐、球、円筒によって扱う」という理論を発展させて誕生した芸術様式なのです。

キュビズムの名前の由来になったブラックの《レスタックの家》を改めて見ると、セザンヌの影響を顕著に見ることができます。

ジョルジュ・ブラック《レスタックの家》1908年、油彩、73×59.5cm、スイス、ベルン美術館蔵

出典:ベルン美術館

 

このようにセザンヌは20世紀美術に大きな影響を与え、「近代絵画の父」と呼ばれるようになりました。
近代美術はセザンヌに始まり、ピカソによって礎が築かれたと言ってもいいでしょう。

キュビズムはセザンヌの多視点や、自然を単純な形に還元する理論を発展させることで誕生した。

第2期:分析的キュビズム

ここでもう一度キュビズムとは何かを復習してみましょう。

キュビズムとは、一方向の視点ではなく、上下左右裏表斜めと様々な視点を同時的に描いたものです。
遠近法や陰影などを用いたて三次元を二次元に表現する統的な描き方ではなく、三次元を二次元に表現する新しい表現方法とも言えます。

つまり絵画が感覚ではなく、頭で分析する知的な作業になったということです。

キュビズムでは描く対象を、幾何学的な細かい断面に分解して、まるでモザイク画のように重ねていくように描かれます。
その作業が進むにつれて、色彩や光を抑制し、線と面による画面の構築が強調されていくようになりました。

単純化がさらに進むと、線という要素だけにまで解体が進んでいきます。

パブロ・ピカソ《マ・ジョリ》1911-12年、油彩、100×65.4cm、ニューヨーク近代美術館蔵

出典:ニューヨーク近代美術館

ちなみにこの《マ・ジョリ》という作品は人物を描いた絵画です。
いやどこがやねん。
と思ってしまうほど解体が進んでいったのです。

キュビズムはあくまでも「単純化」しているだけで「抽象化」しているわけではありません。
キュビズムはどこまでもいっても具象絵画なのです。

ひたすらに細かく分解し、再構築するという意味では、ハンバーグを作る作業に似ているかもしれませんね。
ひき肉はこねて形は変わるけど、ハンバーグがひき肉であることは変わらないのです。

分析的キュビズムは、描く対象をより細かく分解し、分析していくことで形の単純化がさらに進んだ。

第3期:総合的キュビズム

分析的キュビズムまでいくと、正直なにが描いてあるのか分かりません。
そのことにキュビズムの画家たちも気がついたようです。

そこで絵と現実を結びつけるために新聞や紙を切り貼りするパピエ・コレという表現が誕生しました。
パピエ・コレは「紙を貼る」という意味です。

分析・解体した絵画に、現実世界のものを組み込むことで、絵画と現実をつなげる試みをしたのが総合的キュビズムです。

この頃、コラージュやモンタージュという「断片の集積によるイメージ」という新しい表現の可能性が誕生しました。

総合的キュビズムは、単純化しすぎて何が描かれているのか分からなくならないように描かれた対象のヒントを取り入れることで、現実と絵画世界を再び繋げた。

キュビズムの芸術家たち

次はキュビズムの芸術家を紹介します。

パブロ・ピカソ

パブロ・ピカソ

まずは何と言ってもピカソです。
彼がキュビズムの第一人者なのですから。

20世紀最大の画家と呼んでもいいでしょう。

ピカソは10代の頃からその画才を発揮し、その活動の幅を広げていきました。
駆け出しの頃は極貧時代を経験しつつも、珍しく経済的に成功した画家としても有名です。

ピカソは主にキュビズムを表現方法として活用しましたが、彼は人生で数多くの芸術様式を披露しました。
その芸術様式はそれぞれ「〇〇の時代」と呼ばれます。

「キュビズムの時代」の他にも有名なのは「青の時代」は聞いたことがあるかもしれません。
実は「青の時代」は、あるショッキングな出来事によって加速したことをあなたは知っていますか?
ピカソがキュビズムに到達するまでの物語はこちらから。

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ジョルジュ・ブラック

ジョルジュ・ブラック

ピカソとキュビズムを牽引してきた存在です。
キュビズムを語るときに外せない画家と言えるでしょう。

ブラックはもともとフォービズム運動に関わっていましたが、ある2つの経験が彼の人生を大きく変えました。

それが

  • セザンヌ回顧展
  • 《アヴィニョンの娘たち》

との出会いでした。

1つ目の出会いは1907年に開催されたセザンヌ回顧展です。
先ほども解説しましたが、セザンヌはキュビズムのみならず、20世紀美術に大きな影響を与えています。
ブラックもまたセザンヌに影響を受けたその1人だったのです。

そしてもう1つがピカソのアトリエで《アヴィニョンの娘たち》を見たことでした。
ブラックは《アヴィニョンの娘たち》を見て、最初は戸惑ったものの、後にピカソとキュビズムという新しい世界を開拓することになります。

パブロ・ピカソ《アヴィニョンの娘たち》1907年、油彩、243.9×233.7cm、ニューヨーク近代美術館蔵

出典:ニューヨーク近代美術館蔵

ファン・グリス

ファン・グリス

ピカソ、ブラックに次ぐキュビズム第三の男と言えばファン・グリスです。
彼はピカソと同じスペイン出身で、19歳の時にパリに移りました。

そしてピカソとの出会いをきっかけに、1911年にキュビズムに関わることになります。

独特の明るくカラフルな色彩や、熟達したコラージュ技術が特徴的な画家と言え流でしょう。

まとめ

遠藤ユウ
ここでキュビズムについてまとめておきます。

キュビズムは多視点を同時的に同じ画面に表現した。

キュビズムはセザンヌの表現に影響を受けている。

セザンヌ的キュビズムは多視点を持ち込み、自然を単純な図形に還元する。

分析的キュビズムでは、分析・分解しすぎて何を描いたか分からなくなるまで単純化した。

総合的キュビズムでは、理解不能の分析的キュビズムと現実を結びつけるために紙などを切り貼りした。

代表的な芸術家はピカソとブラック、そしてファン・グリス。

キュビズムに学ぶアートの思考法

「でもキュビズムは僕らの人生に何も関係ないよね?」
…と、あなたは思うかもしれません。

しかし!

アートを教育コンテンツと定義し、日々の情報発信やあなたの人生に活用できる「アートの思考法」を学ぶことがアートシーンマインドの目的の1つです。

それは今回のキュビズムも同じこと。
一体キュビズムは現代の僕らにどんなヒントを教えてくれるのでしょうか?

それは自分の美学(本質)の見つけ方です。

 

あなたはあなたの美学(本質)を自分で理解しているでしょうか?
美学という概念は、すべての人が幸福に生きていくために美学という概念は必須だと考えています。

美学とは、あなたにしか語れないメッセージであり、あなたの人生全体のコンセプトです。

この世には古今東西、様々な映画や小説や漫画があります。
その作品それぞれに伝えたいメッセージがあるのです。

それはその作品にしか伝えることができないものです。
そのメッセージは、その物語の本質と言えます。

そのように、あなたの人生を通してでしか伝えることのできない美学(メッセージ)は必ずあります。

そしてあなただけの美学を理解できたら、人生の幸福度も増し、あなたにとってのベストな生き方が見えてきます。
なぜなら、あなただけの美学が何かを知ることができたら、それがあなたの存在理由となり、決して誰にも変えの効かない存在として生きていくことができるからです。
そのあなただけのメッセージとなる美学を語れるのは、世界中であなただけなのですから。

「でも〈自分だけの美学〉なんてどうやって作ればいいか分かんないよ…」
というそこのあなた。
そこでキュビズムの考え方が参考になるのです。

実は「自分だけの美学」の作り方と、キュビズムの表現プロセスは非常によく似ています。

キュビスムは、知覚によって世界を捉えます。
そのためにはまず対象を一度(頭の中で)分解することによって、その本質を見極めるのです。

キュビズムではモチーフを幾何学的な断片に分解し、1つの画面に再構築する表現方法でしたよね?
死角も含めた「多視点」を同時に描きだすことで、物事の本質を見出そうとしたのです。

  1. モチーフを断片に分解
  2. 本質を見極める
  3. 画面に再構築

…という表現プロセスがキュビズムにはあります。

このように、本質を見極め、新たに創造するためには、一度その物事を破壊する必要があります。
創造は破壊によって生まれるのです。

キュビズムを牽引したピカソも、こんな言葉を残しています。

いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ。

ーパブロ・ピカソ

物事は、一度分解して初めて創造の余地が生まれるのです。

それはあなたのの美学も同じこと。
あなたの美学を作るには、あなた自身を一度破壊し、分解する必要があります。

とは言っても、体を物理的に切り刻んだりスプラッター映画みたいなことはしないので安心してくださいね。

先ほどのキュビズムの表現プロセスのように、あなたの美学の作り方をまとめると次のようなプロセスになります。

  1. あなたの構成要素を書き出す
  2. 共通する本質を見極める
  3. ラダリングによる再構築

これから1つずつ解説しますね。

⒈ あなたの構成要素を書き出す

あなただけの美学を作るには、まずあなた自身を構成する要素を知る必要があります。
要はあなたを構成する要素に分解して、そこに本質を見出し、再構築していくのです。

「あなたを構成する要素」とは

  • 「好きなこと」
  • 「興味のあること」

です。

 

「好きなこと」や「興味のあること」は、人それぞれ異なります。
それは人それぞれの感性が違うからです。
もちろん僕とあなたの感性も違います。

そしてその感性はあなたの美学に繋がっています。

つまり、美学に沿っているものにあなたは魅力を感じ、美学に合わないものに、嫌悪感や違和感を感じるのです

ということは、今までのあなたの人生で、好きになったものや興味を持ったことすべて書き出すことで、徐々にあなたの美学がボンヤリと見えてくるのです。
その意味では

  • 「好きなこと」
  • 「嫌いなこと」

の両方を書き出したほうが、より美学を創りやすくできるのでオススメです。

この作業は今までの人生の棚卸しなので、正直結構大変かもしれません。
しかしクリエイティブに生きていくためには必須の作業なので、ぜひ実践してみてください。
一緒に頑張ろうぜ。

⒉ 共通する本質を見極める

次のステップは「本質を見極める」です。

現段階では、あなたを構成する要素が分解され、バラバラな状態です。
次はそれらの本質はなにかを見極めていきましょう。

やり方はいたってシンプル。

今書き出した「好きなこと」と「嫌いなこと」に共通するキーワードを見出していきます。

  • 「今までなんでこれらを好きになったんだろう?」
  • 「どうしてあれは嫌いなんだろう?」
  • 「そこに共通する感覚って何かな?」

…と、本質を見出していくのです。

人によっては、
「止まってるものを動かす」というキーワードかもしれません。

「枠を超える」かもしれないし
「ルールメイキング」かもしれないし
「バラバラなものを調和させる」というキーワードが見えるかもしれません。
(↑あくまでもサンプルキーワードです)

例えば「枠を超える」というキーワードが見出せたのなら、枠を超える感覚を感じられるものを好きになるし、逆に枠に閉じ込められる感覚があるものは嫌いになります。

そのキーワードが美学の種になるのです。

⒊ ラダリングによる再構築

美学の作り方もついに最後のステップです。

ラダリングとは「なぜ?」を繰り返すことで本質を探っていく方法です。
主にマーケティング用語として使われることが多いかもしれませんね。

最後のステップでは、先ほど出したあなたのキーワードに対して「なぜこの感覚が自分にとって大切なのか」をさらに深めていく段階です。
そしてその問いに対する答えにも「なぜこの感覚が自分にとって大切なの?」と繰り返し質問します。

  1. Q「なぜこのキーワードが大切なの?」
    A「それは〇〇という感覚が大事だから」
  2. Q「なんで〇〇という感覚が大事なの?」
    A「それは〇〇に価値を感じるから」
  3. Q「なんで〇〇に価値を感じるの?」
    A「それは・・・」

これを最低7回続けていくことで、あなたの美学はより洗練されていくのです。

「じゃあ、ラダリングって7回やればいいの?」
いや、あくまでも「最低7回」と考えましょう。
繰り返せば繰り返すほど、あなたの美学は洗練されていきます。

基本的に、美学を探っていく作業に終わりはありません。
美学とは一度決めたら変わらないものではなく、生涯を通して追求していくものです。

常に「なぜこの感覚が自分にとって大切なの?」と自問自答を繰り返すことで、よりあなたの美学は輝きを増します。
それはダイヤの原石を磨くようなものです。

今回あなたが見出したキーワードは、あなたの人生を輝かせるためのダイヤの原石です。
あとはどれだけこの原石を美しく磨き続けられるか、ということです。

「でもそれだと、どのタイミングで美学を発信していいか分からないよ…」
と思いましたか?

でも答えは簡単。
今の段階で納得がいく美学ができたら発信してしまっていいのです。

どんな発信者も、美学を磨くにつれて発信内容は変わるものです。
ビジネス用語ではそれをリブランディングと呼びます。

僕自身も美学を磨き続けています。
なので、いずれ発信内容が変わるかもしれません。
でもそれを恐れて発信しないことは、「今の時点で救える人を見捨てる行為」だと思っているのです。

美学に完成はありません。
常に完成を目指している通過点が連続してあるだけなのです。

しかし、今の自分には中途半端にも見える美学でも、必要としてくれる人は必ずいます。

情報発信者として僕らがすべきことは、己の美学の完成を目指しつつも、現段階で救える人のために恐れず発信することなのです。

完璧主義で人類史上最高のクリエイターであるレオナルド・ダ・ヴィンチはこんな言葉を残しています。

芸術に決して完成ということはない。
途中で見切りをつけたものがあるだけだ。

ーレオナルド・ダ・ヴィンチ

「完成=可能性が失われる」と思えるのが真の芸術家です。
要はあなたのダイヤの原石が磨かれていく過程を発信していけばいいのです。

そしてすべての創造の始まりには破壊があります。

キュビズムがヒントを与えてくれた、

  1. あなたの構成要素を書き出す
  2. 共通する本質を見極める
  3. ラダリングによる再構築

…という3ステップをぜひ実践してみてください。

創造のための破壊によって、あなたの原石が見つかることを、そしていつの日か僕にあなたの原石を魅せてくれることを心より楽しみにしています。

ではでは。

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